【何をやっても楽しくない…】あなたの心を優しく満たす3つの工夫

「前は意欲的だったのに、今では何をやっても楽しくない…」と、感じる日々が続いていませんか?

楽しみだったライブ配信や友達とのお出かけが、乾いたような感覚に変わって、心がザワつくこともありますよね

日常生活の中で、自分の気持ちに蓋をしながら過ごしていると、マヒした感情に気づかないままかもしれません。

今回は、「なにをやっても楽しくない」と感じているあなたへ、また楽しさを感じられるように、心を優しく満たす工夫をお伝えします。

「何をしても楽しくない」と感じたときは立ち止まってみて

「何をしても楽しくない」と感じるときは、自分自身に立ち止まるよう呼びかけているサインかもしれません。

虚しいような…冷めているような感覚は、心や体からのメッセージである可能性があります。

ここでは、「何をしても楽しくない」という気持ちへ寄り添ってみましょう。

心が疲れているサインかもしれない

何をしても楽しくないと感じるときは、あなたの心が疲れているサインかもしれません。

毎日の仕事や学校で感じる出来事や人間関係などのストレスから、少しずつ心に負担をかけています。

私たちの心は、とても繊細で頑張り屋なため、楽しさを感じられなくなるのは「もう休ませて…!」と言っている可能性があります。

心が限界を感じると、あなたの心身を守るために感情を抑え、刺激への反応を鈍くする本能が動き出しているからです。

「何も楽しくない」と感じたら、まずは自分の心の状態に目を向けてくださいね。

すべてを「楽しい」と感じる必要はないよ

自分が関わるすべての瞬間を「楽しい」と感じる必要はありません。

他の人が楽しそうにしているなど、場の雰囲気を壊さないように無理に笑って合わせていくと、自分の心をすり減らしてしまうからです。

感情には波があり、物悲しさや穏やかさ、時には何も感じない時期があります。

すべての瞬間を楽しもうと意識すると、かえってプレッシャーになってしまうため、「今は楽しくなくても大丈夫」と自分に伝えてあげましょう。

回復のために”休憩”しよう

何をしても楽しくないと感じるときは、心に”休憩”の時間をとってあげてくださいね。

自分のことだけを考えていい時間です。

例えば、休日は誰にも会わず、家でゴロゴロしたり漫画を読んだりして、思いきりリラックスしてみましょう。

1日の中で15分でもいいので、「何も気にしなくていい」といった安心感を作ってあげると、心は少しずつ回復していきますよ。

「なにをやっても楽しくない」と感じる理由を考える

なにをやっても楽しくないと感じる主な理由は、以下の3つが挙げられます。

理由を考える行動は、自分の気持ちに向き合うきっかけになるため、自分の感情の原因を探ってみましょう。

頑張ってるのに満たされない

毎日、自分なりに頑張っているのに「これだけでいいのか?」といった疑問が心の奥底に芽生えてしまうために、満たされない感覚になるのが原因です。

与えられた仕事や自分で考えて必要なことをしても、心が満たされなければ、すべてに意味や価値を見出せなくなります。

一度、立ち止まって「何のために頑張るのか」を問いかけて、時間をかけて答えを見つけ出すことが大切です。

毎日の単調な生活に心が疲れている

毎日同じようなルーティンの繰り返しは、心に単調さを感じさせるだけでなく、心の感覚すらマヒさせます。

朝起きて、通勤し、仕事をし、帰宅して、スマホを見て、寝る。

同じサイクルが続くと、心は徐々に慣れてしまい、喜びや楽しさなどを感じるポジティブな感情を鈍感にさせてしまうため、要注意です。

単調な生活にほんの少し、小さな変化を取り入れると、感情の起伏を刺激できますよ。

SNSで見る他人との比較と取り残された感

SNSで友人や知人の「キラキラ」した投稿を見ると、つい自分と比較して「自分には何もない」と感じるのも原因の一つです。

特に、さまざまな人とつながるSNS投稿は、リアルタイムで見られるため、身近な人の楽しい内容からも取り残されているように感じます。

少し意地悪なお話、一部分の表向きにしか見られない投稿だから、写っている人たちが本当に楽しさを感じているのかはわかりませんよ。

あなたが「楽しい」と感じられる出来事の方が、とてもキラキラしています。

楽しさを少しずつ取り戻す小さな工夫

枯れてしまった楽しさを感じる心を取り戻すには、以下の小さな工夫を重ねていきましょう。

紹介する工夫は、無理なく続けられる小さなステップなので、自分のペースで取り入れてみてくださいね。

ゆるゆるルールの朝時間を作る

朝の時間に5~15分ほど、自分だけのゆるゆる時間を作ってみましょう。

ゆるゆる時間は自分の好きなことをするだけの時間で、あなただけの特別な時間です。

例えば、好きな飲み物を飲みながら窓の外を眺める、お気に入りの音楽を聴く、ストレッチをする、日記を書くなど、心が向くままに過ごしてみましょう。

ゆるゆる時間は、一日の始まりに小さな喜びを感じる機会を与えてくれます。

朝の静かな時間に自分と向き合えるため、一日の中で自分を大切にする習慣づくりにつながりますよ。

心が安心する・癒されるものに触れる

何をしても楽しくないと感じるときは、「心が安心する」ものに触れてみましょう。

子どもの頃に好きだった本や映画を見たり、よく聴いていた音楽を聴いたりするなど、懐かしさを感じるものは、不思議と心を落ち着かせる力があります。

また、自然の音や風景の動画、動物の癒し系動画を見るのも良いですね。

安心感を感じるものは、心をリラックスさせる効果に期待できるため、穏やかに過ごせます。

特に、寝る前の時間は、SNSなどのストレスを与える可能性のあるコンテンツを避けましょう。

自分が「ほっとする」と感じるものを意識的に選ぶと、少しずつ心のバランスを取り戻せますよ。

軽く体を動かしてリフレッシュ効果を試みる

体を動かすと、脳内の幸福感を司る神経伝達物質「セロトニン」や「エンドルフィン」が分泌されることがわかっています。

(参照:セロトニン | e-ヘルスネット(厚生労働省)

神経伝達物質の分泌バランスが崩れると、精神的に不安定になり、「楽しい」と感じる気持ちから遠ざかる可能性があります。

ただし、激しい運動は体に負担をかけるため、逆効果にならないよう注意しましょうね。

まずは、軽いストレッチや散歩など、負担の少ない運動から始めてみてください。

通勤途中で一駅分歩いてみる、階段を使うなど、日常に少しだけ運動を取り入れる工夫も効果的です。

最初は「やる気が出ない」と感じるかもしれませんが、続けていくうちに、少しずつ心地よさを感じられるようになりますよ。

ミツキの言葉|あなただけの「楽しい」を感じよう

自分が「楽しくない」と感じられるのは、とても大切なことだと思います。

あなたがひとつひとつの出来事を「丁寧に記憶していたい」といった気持ちがあるからではないでしょうか。

また、周りに合わせた「楽しい」は、相手への気遣いと思いやりから、自分に言い聞かせているように感じます。

あなたの優しくて繊細な心は、周りの人のためにあるのではなく、自分自身のためにある大切なモノです。

今は楽しくなくても、明日は楽しくなるかもしれない、3秒後には楽しいと感じているかもしれませんよ。

ほんの少し、心があったかくなっていると、私も嬉しいです。

しんどさを感じている、頑張れない…と感じられる人へ、以下の記事で心を落ち着かせるヒントを紹介しています。

まとめ:何も楽しめない自分でも大丈夫

「何をやっても楽しくない」と感じるときは、心や体がSOSのサインを送っているのかもしれません。

必ずしも、楽しめない自分が悪いわけではないため、まずは心を回復させる時間をあげましょう。

ただ、あなたの心に元気がないだけですので、また笑顔になれるように小さな工夫を取り入れてみてください。

あなたの気持ちや感覚を大切にしながら、自分のペースで進んでいきましょうね。

ちょっとでも、心が温まりますように…。

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