雨の日や曇りの日が多くなる梅雨の時期が近づくと、なんとなく体が重く感じたり、やる気が出なかったりしませんか?
「また今日もだるい…」「家事が進まない」と、動けない自分を責めないようにしてくださいね。
本記事では、気圧による心身の不調と、無理なく取り入れられる対処法をお伝えします。
ほんの少しでも、心が軽くなりますように…。
体だけでなく気持ちまで沈んでしまうようなときは、こちらの記事もどうぞ。

「気圧のせいなの…?」と感じたあなたへ

天気が崩れるときに、体の気だるさや気分が沈む感覚を「気圧が関係あるかも…」と、感じることはとても大切です。
動けない自分に落ち込んでしまう方は、まずは自分の状態を少しずつ理解していきましょう。
天気が悪いときはどうしてもやる気が出ない
曇りや雨の日など、天気が悪いときほど、どうしてもやる気が出なくなると、困りますよね。
特に、朝の支度をしたり家事をしたりする方にとって、天気で心身の調子が左右されてしまうのは「やる気のない自分」が嫌になってしまいがちです。
実は、低気圧が近づくにつれて不調になるのは、体が「無理をしないで~!」と教えてくれているサインです。
「だるい」「眠い」「やる気が出ない」などの症状がある場合、休憩をしながら動きましょう。
それは気のせいでも甘えでもありません
気圧による体のだるさは、気持ちの弱さではないため、「みんなは頑張っているのに…」と自分を責める必要はありません。
あなたが感じているだるさや不調は、体が気圧の変化に敏感に反応しているだけです。
まずは「自分の体が正直に反応しているだけなんだな」と、受け止めてあげてください。
また、女性はホルモンバランスの変化や生活環境の変化によって、気圧の影響を受けやすいため、注意が必要です。
さまざまなライフステージを経験して体質が変わると、以前は感じなかった不調を感じやすくなります。
気圧によるだるさを感じるのには、理由があります

気圧によるだるさには、以下の3つの理由があります。
ここでは、気圧によるだるさを感じる理由について、解説します。
自律神経の乱れが原因かもしれません
気圧が下がると、自律神経のバランスが崩れやすくなるため、だるさや眠気などの症状が現れます。
低気圧が近づくと、頭痛・めまいなどの症状が現れる方は、内耳の気圧センサーが「体調を整えて」とサインを出していますよ。
また、普段から睡眠不足やストレスが多い状態だと、自律神経が乱れやすくなるため、気圧の変化に敏感に反応しているのでしょう。
年齢や環境によって体の感じ方が少しずつ変わっている
30代以降になると、体調の変化に違和感を覚えるようになります。
女性の場合、出産・授乳・育児など、ホルモンバランスの変化が大きく影響します。
また、仕事で慢性的な疲労状態が続いていると、体がなかなか回復しません。
「前はこんなことなかったのに…」と感じるのは、体が変化に対してより正直に反応するようになったからですよ。
自分では気づきにくかった状態を、体から教えてくれていると考えてみましょう。
心身の疲れがたまっているのかもしれません
日々の家事・育児・仕事で蓄積された疲れは、気圧による不調を強く感じる原因です。
特に、自分のための時間を十分に取れない状況や環境が続いていると、心身がいつまでも回復しません。
「みんなも頑張っているから」「これくらい当たり前」と思って頑張り続けていると、新たな不調が出る可能性があります。
また、周囲に理解されないつらさや、自分を責める気持ちが心を疲れさせるなど、悪循環を生み出します。
「つらい」と感じたときは、自分に優しくしてあげてください。
涙を拭くためのタオルを用意したり、温かい飲み物や好きなおやつを食べ飲みしたりするのもいいですね。
不安な気持ちに押しつぶされそうなときは、気持ちを落ち着けたいときのヒントをこちらの記事で紹介しています。

気圧でだるいときに試したい3つの対処法

気圧によるだるさには、以下の3つの対処法を試してみてください。
ここでは、気圧によるだるさを少しでも軽くできる対処法を紹介します。
明日や梅雨の時期に試してみてください。
朝は深呼吸をしてから体をゆっくりほぐしてみよう
起床後の軽いストレッチは、自律神経のバランスを整える効果に期待できます。
朝起きたときのほぐし方は、以下のとおりです。
- まずは深呼吸をする
- 4秒かけて鼻から息を吸い、6秒かけて口からゆっくりと息を吐く
※5回ほど繰り返す - 首・肩・手首を軽く回す、足首をくるくると動かす
ストレッチの際は、大きく速く動かす必要はなく、ゆっくりと体をほぐす意識が大切です。
「今日はしんどそうだから、ゆっくりやろう」と声をかけながら行うと、自分の心に少しやさしくできたと感じますよ。
気圧アプリで体調の波を予測する
不調に備えて、スマホの気圧アプリを活用すると、体調の変化を予測できます。
「頭痛ーる」や「ウェザーニュース」など、気圧の変化とその日の状態を記録できる機能があります。
体調と気圧の関係を記録すると、ある程度のパターンも見えてくるため、おすすめです。
私は、「頭痛ーる」を使っていて、体調と心の状態を記録していますよ。
また、低気圧が近づく時期がわかれば、スケジュール調整や家事を簡単に済ませるなど、計画を立てやすくなるでしょう。
「明日はゆっくり過ごそう」「仕方ないもん」と、心の準備もできますね。
食事と水分補給で、体をやさしく整える
気圧による不調を感じたときは、できる限り食事と十分な水分補給を心がけましょう。
温かいスープや消化の良い食材にすると、胃腸への負担も軽減できますよ。
水分は、常温や温かい飲み物を、少しずつこまめに摂るのがおすすめです。
ただし、カフェインの摂りすぎは、自律神経を刺激する可能性があるため、ハーブティーや白湯などに変えてみてくださいね。
ミツキの言葉|気圧のせいにしていいですよ

梅雨の時期は、だるさや気落ちする日が続きやすくなりますよね。
「何もできない」「したくない」と感じたときは、気圧のせいにしちゃいましょう。
不調は他人から見えないサインなので、自分がやさしく聞き取り、適切にケアしてあげてください。
自分の気持ちを無視せず、小さな声も拾ってあげると、自分自身を大切にするきっかけにもなりますよ。
いつも自分なりに頑張っているあなただから、ゆっくり休む時間を作ってほしいです。
大丈夫ですよ。できそうなときにできたらいい、それだけで十分です。
何をしても楽しく感じられないときは、気圧だけでなく、心が疲れているサインかもしれません。

まとめ:ちょっと立ち止まっても大丈夫

気圧による不調は、自律神経の乱れ・年齢や環境の変化・心身の疲れなど、さまざまな要因が重なって起こります。
不調を感じた際は、深呼吸とストレッチ・気圧アプリの活用・食事と水分補給といった手軽にできるケアを取り入れてみてください。
また、他人と比べて、できない自分を責めずに、休息をあげることが大切ですよ。
「今日はしんどいな…」と感じたら、気圧のせいにして、ゆっくりのんびりしましょうね。
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