【自分が嫌いでも大丈夫】嫌いになる理由と心を守るやさしい3つの方法

毎日、ふとした瞬間に「どうして私はこんなにダメなんだろう…」と感じてしまっていませんか?

自分が嫌いになる気持ちは、誰もが抱えるものですが、決して悪いことではありません。

本記事では、自分が嫌いになる理由と、あなたの心を守るためのやさしい方法をお伝えします。 

完璧でなくても大丈夫。 そのままのあなたでいいんですよ。

「どうして私はこんなにダメなんだろう…」と感じるのは、心が疲れているサインかもしれません。

「自分が嫌い」なのは、自分と向き合っている証

自分が嫌いだと感じる瞬間こそ、あなたは自分自身と真剣に向き合っているから感じるのだと思います。

あなたが、自分の内面を見つめる力があるからこそ、理想の自分と現実の自分とのギャップに気づき、苦しくなってしまうのではないでしょうか。

しかし、「自分が嫌い」という感情は、あなたが「成長したい・変わりたい」と願う心の表れでもあります。

自分が嫌いになる気持ちを抱くのは、少し素直に受け止められないだけで、誠実に生きている証拠ですよ。

自分が嫌いになる理由は、過去の経験と優しさにある

自分が嫌いになる理由には、以下3つの要因があります。

ここでは、自分が嫌いになる理由について紹介します。

褒められずに育ったことで「自分=ダメ」と思い込んでしまう

幼い頃に「ちゃんとしなさい」「できて当たり前」という言葉を多く聞いて育つと、褒められる経験が不足してしまいます。

子どもの頃の環境は、大人になってからの自己認識に大きな影響を与えるため、自分が嫌いだと感じやすい要因です。

特に、できないことへの指摘が多いと、自分の価値を「できること」でしか測れなくなってしまいます。

少しでもミスをすると「やっぱり私はダメなんだ」と感じてしまい、どんどん自分が嫌いになっていきます。

ミスをしない人・完璧な人なんていません。

あなたの価値は、何かができるかどうかで決まるものではないですよ。

「人に迷惑をかけたくない」という想いが強すぎる

優しい心を持つ人ほど、他人への思いやり・配慮が強い傾向があります。

しかし、あなたの優しさが度を越してしまうと、自分を責める原因です。

「私のせいで迷惑をかけた…」と考えてしまうのは、責任感の強さの表れといえます。

人に迷惑をかけるのではなく、人に頼ることも、大切な人間関係を築くコツですよ。

SNSや他人との比較が”自己否定”のスイッチを押す

SNSには、キラキラした投稿があふれています。

他人の成功や幸せそうな様子を見ると、自分の現状と比べてしまいがちです。

「あの人はできているのに、私はできていない」という思考パターンは、自己否定を強めてしまいます。

また、比較する自分に対して、今度は劣等感を抱える原因につながります。

でも、SNSに投稿される内容は、切り取られた場面であり、本当かもわかりません。

比べることで生まれる劣等感は、あなたの本当の価値を見えなくしてしまいますよ。

SNSでの比較は、自己否定のスイッチを押しがちです。「SNS疲れ」を感じるときは、こちらの記事も参考にしてみてください。

「自分が嫌い」と感じる心を守る3つの方法

自分が嫌いな気持ちを和らげるには、以下3つの方法があります。

ここでは、あなた自身が、自分の心を守るための方法を紹介します。

「嫌いな自分」を少しずつ受け入れてあげる

まず「今、自分が嫌いだと感じている」感情を、受け入れることから始めましょう。

理由は、自分が嫌いな気持ちを無理に変えようとすると、かえって苦しくなってしまうからです。

「こんな風に感じてしまう自分も、私の一部だ」と、ゆっくりと認めてあげてみてください。

嫌いな自分を受け入れることは、次の一歩を踏み出しやすくしますよ。

自分を追い詰めないための小さな習慣

自分を責めそうになったときは、意識的に優しい言葉をかけてあげましょう。

「頑張ってるよ」「お疲れ自分」など、心の中で自分に向けて言ってみてください。

優しい言葉をかけるタイミングは、1日の終わりに小さな「できたこと」を3つ見つける習慣がおすすめです。

例えば、「朝起きた」「お昼を食べた」「人に挨拶した」など、小さなことでかまいません。

できなかった部分より、できたことを褒めるようにすると、少しずつ自分への見方を変えていく練習にもなります。

無理に自分を好きになろうとしない

焦って、今すぐ自分を好きになる必要はありませんよ。

ずっと自分が嫌いだった感情が、急に「好きになる」ことは難しいからです。

そして、とてつもない時間がかかるため、 まずは「普通」の状態を目指してみましょう。

自分に対して「嫌い」から「まあまあ…かな?」と思えるだけでも、大きな変化ですよ。

ゆっくりと、自分自身との関係を築いていきましょう。

ミツキの言葉|「自分が嫌い」でも、そのままのあなたでいいよ

私自身、今現在も自分が嫌いです。

好きになれる理由がなかなか見つかりません。

でも、人のやさしさを見つけて「好きだ」と言える部分は、少しだけ好きな自分ではないか、と思っています。

「自分が嫌い」と感じているやさしいあなたが、私は好きです。

自分が嫌いな気持ちを抱えながらも、日々を自分自身と向き合おうとしている、勇気あるあなたは素敵な人だと思います。

完璧でなくても、そのままのあなたでいいのです。

自分に優しくしようと思っても、何も手につかない日もあると思います。そんなときはこちらの記事も読んでみてくださいね。

まとめ|自分が嫌いな自分を抱えたままでも、大丈夫

自分が嫌いになる気持ちは、過去の経験ややさしい心から生まれます。

でも、嫌いになる感情を抱くのは悪いことでもなく、無理に自分を好きになろうとする必要はありません。

大切なのは、自分を責めすぎず、今の自分を受け入れることから始まります。

あなたは一人ではありません。 そして、あなたの価値はあなた自身が決めて良いのですよ。

今日から、自分に優しい言葉をかけて、少しずつ好きになれそうな部分を見つけてみてくださいね。

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